お客様の予算を守れない仕事

お客様に約束した「時限を守る」や「可能な限りよいものをつくる」を追求する社員たちの仕事ぶりは、本当に立派だと思うけど、業務時間内でそれを目指さないことや実現できないことは、「お客様の予算を守らない」ことになることを、あまり考えませんね。

黙ってみていると、それを「自分の能力不足」のようなことを正当理由にしたりして、自分たちの時間的犠牲からリカバーしていくようになってしまいます。
経営がこれを利用してしまったり、社員本人がこれを繰り返していくと、仕事の中身は「実装」ばかりが被っていき、「時限を守る」や「可能な限りよいものをつくる」ために必要な「思考」を阻害していくので、「時間がない」とか「仕事が多い」とか「忙しい」となり、結果的には「時限が守れなくなる」や「よいものがつくれない」に陥っていきます。

こんな仕事のルーティンからは、仕事を通じて得られるはずの「自己成長(技術者・業界人・社会人)」はもちろん、仕事や結果の「革新性・独創性」など、出てくるはずもありません。トヨタやホンダなどは、将来を担うであろう技術人材を若いうちからレース(国内外の最高峰レースという職場)に放り込みます。
ここに、人材育成上の重要な原理原則やヒントが多く見つかりますね。

仙台も新しいワンフロア体制になって色々と見えてきたので、大切な社員たちのために、そこから生まれる仕事品質のために、そして、お客様のために、改めてやり直さないといけないことが多いな、と感じているこの頃です。

そんなことを考えて早く目が覚めてしまったので、今朝は愛犬ソラと早めの散歩。


Written by ヨシオトオル
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